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ホームページインタビュー記事望田潤の血統解体新書(サトノクラウン産駒)
    望田潤の血統解体新書(サトノクラウン産駒)

    望田潤の血統解体新書(サトノクラウン産駒)

    2022年11月9日

    望田潤の血統解体新書(サトノクラウン産駒)


    競馬を支えるホースマンたち、このコーナーでは血統評論家の望田潤さんが血統解体新書というテーマの元、様々な種牡馬について、わかりやすく、深く解説していきます!今回は新種牡馬サトノクラウン産駒についてです。

    望田潤のプロフィール

    経歴:日高大洋牧場での勤務後、92年~02年まで競馬通信社編集部に在籍。現在はフリーランスとなり、多数の競馬メディアで執筆、多くの生産者や馬主の依頼を受け、配合診断などを行う。
    主な著作:パーフェクト種牡馬辞典


    ■コンテンツ内容■

    ● 傍系かつ日本向きの血が強い種牡馬
    ● 仕上がり早のマイラー牝駒が活躍
    ● 柔らかな体質を“締める”方向で
    ● サトノクラウン産駒注目馬2頭!
     

     

    傍系かつ日本向きの血が強い種牡馬


    サトノクラウンは通算20戦7勝。主な勝ち鞍は宝塚記念、香港ヴァーズ、弥生賞、京都記念、東京スポーツ杯。2歳秋から5歳秋まで大きな休養もなく、芝中距離のトップクラスとして活躍しつづけました。現2歳が初年度産駒で、今のところJRAのファーストシーズンサイアーランキングでマインドユアビスケッツの2位につけています。 サトノクラウンの父MarjuはセントジェイムズパレスS(英G1・芝8F)の勝ち馬ですが、その母Flame of Taraが重厚なスタミナ血脈の塊なので、種牡馬としてはサトノクラウンのような渋い中距離馬を多く出しています。代表産駒に仏オークス馬Sil Sila、ヴェルメイユ賞(仏G1・芝2400m)のMy Emma、サセックスS(英G1・芝8F)のSoviet Song、香港ヴァーズのIndigenousなど。 サトノクラウンの母ジョコンダⅡはキラヴーランS(愛G3・芝7F)3着があるマイラーでした。繁殖としては優秀で、サトノクラウンの全姉ライトニングパールはチェヴァリーパークS(英G1・芝6F)に勝ち、サトノクラウンの半妹ポンデザールはステイヤーズSとダイヤモンドSで3着とオープンで活躍。ジョコンダⅡはMr.Prospector3×4、Sir Ivor4×4など日本向きの軽いスピードの血を豊富に持っています。

    ジョコンダⅡの血統表

    仕上がり早のマイラー牝駒が活躍

    サトノクラウンの種牡馬としての最大のセールスポイントは、サンデーサイレンス、キングカメハメハ、Sadler's Wells、デインヒルといった主流父系の血を全くもたないことです。サンデーサイレンス系でもキングカメハメハ系でも、どんな血統の繁殖牝馬にも配合しやすいのは大きな強みです。 そんなわけで現役時から種牡馬として楽しみだと書いてきましたが、初年度産駒を何頭か見たかぎりでは、父似のしなやかで重厚な体質の中距離馬が多そうだったので、2歳早期の短距離戦では苦戦するのではないかとも予想していました。 しかしながら、ここまでJRAで8頭の産駒が勝ち上がっていますが、うち7頭は1600m以下での勝利で、2歳夏の芝マイル戦でも動けているのは意外というか嬉しい誤算。それが現在ファーストシーズン2位という好発進につながっているわけです。 この勝ち上がった8頭のうち、実に6頭が牝なのにも注目できます。牡は見た目に父似の中距離型が多いのですが、牝はジョコンダⅡのマイルのスピードを受け継いでいる印象です。地方でも5頭の産駒が勝ち上がっていますが、うち4頭が牝ですから、現時点でのサトノクラウン産駒は牝がマイル以下でよく走っているといえます。 サトノクラウン牝駒のJRA出走時平均体重は437.5キロで、これは現2歳牝の出走時平均体重445.4を8キロほど下回ります。サトノクラウン牝駒は小柄で無駄肉のないマイラーが多く、2歳早期から仕上げやすいという面もあるのでしょう。 先日芝1800mの新馬を強い内容で勝ち上がったタイセイクラージュのような牡駒も出てきており、これからは芝中距離で牡駒が活躍するシーンが増えてくるはず。いっぽうで地方でも勝ち馬が出ているとはいえ、血統的にみてもダートはあまり得手とはいえないでしょう。

    柔らかな体質を“締める”方向で

    配合的な観点でいうと、母父ディープインパクトのサトノクラウン産駒は、JRAに8頭が出走していますがまだ勝ち馬は出ていません。ただエドワーズクラウン、サトノクローク、ポーラライツなど2着3着に好走している馬はおり、近いうちに勝ち馬も出てくるでしょう。サトノクラウンは全体的にナスキロ(NasrullahとPrincequilloの組み合わせ)血脈由来のしなやかさ柔らかさが強いので、同じようなしなやかさをもつディープインパクト肌との配合では、柔らかく緩く出すぎる傾向はあるようです。こういうタイプは芝中距離のスローの新馬戦では、後方からストライドでジワジワ脚を伸ばすものの差し届かず、というケイバになりがちです。 長い目でみればサトノクラウン×ディープインパクトの配合が成功しないとは思いませんが、パワー型の繁殖やマイラー型の繁殖との配合で、柔らかな体質を“締める“方向で配合を考えたほうが、早期からの成功は見込めると思います。 ではすでに勝ち上がった産駒のなかから、今後の注目馬を2頭あげておきましょう。

    サトノクラウン産駒注目馬2頭!

    タイセイクラージュ(牡、母シェリール)
    グロンディオーズやムスカテールの下で、東京芝1800の新馬を好位から反応よく抜け出して快勝。兄たちは芝の長いところで活躍しており、そこにサトノクラウンですから重厚な芝中長距離血統ですが、このジェドゥーザムール牝系特有の締りの強さ(おそらくTop Ville~High Topのライン譲り)があるので、デビュー戦からきれいな好位差しができました。アウトブリードでまだまだ成長しそうで先々が楽しみです。

    ポーラライツ(牡、母オーロラエンブレム)
    本馬は母父ディープインパクトですから柔らかさが勝っているタイプ。見た目も父サトノクラウン似で、パドックでのしなやかな身のこなしが目につきました。デビュー戦は中山芝2000を大外から追い込んで2着。こういうタイプが使われながらどう変わっていくのか、東京で距離延びれば差し届くのか、今後を見守りたい一頭です。

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